ここ最近、当サロンでも頭痛の鍼灸治療を受療されるお客様が多くなっております。
頭痛で悩まされている方に共通しているのが、ストレスを感じやすい、なんでもないのに不安になることがある、気疲れ、集中してパソコン業務などなど。精神的にも肉体的にもお疲れの方が多く、老若男女関わらず、冷え性を自覚しておられる方が多いですね。もしくは、手足がほてってしまって煩わしい、という方もおられます。
急に暑くなると体の熱の分配がうまくいかずに、のぼせたような感じからの頭痛もあります。

今回ご紹介する症例は
30代の女性 S様 頭痛でお悩みのお客様です。

頭痛でお越しになられたお客様なのですが、コリによる首の痛みや肩こり、肩甲骨近辺の辛さもあるご様子で、同時に鍼灸治療させて頂きました。

お話をお伺いすると普段から頭痛持ちではあるけれど、急激な天候変化時には頭痛や首の前側、鎖骨から下のデコルテラインからバストの上あたりまでの詰まり感がお辛くなるのと、さらに強いストレスのご自覚があり、冷え性にも悩まれているとのお答えを頂戴いたしました。
冷えに関しては20代前半頃からで、お家の中でも靴下は夏でも必須だそうです。

鍼灸治療の前に姿勢のチェックをさせていただきます。

S様の姿勢は左の肩が前方に巻きつつ、右の肩先よりも高い位置にあります。骨盤の位置は右が前方に巻いていている状態です。いわゆる「ねじれ体系」ですね。

このねじれ体系の特徴としては

1ストレスを感じやすい
2.交感神経優位になりやすい
3.むくみも出やすい
4.お手洗いが近いか、遠いかのどちらかになることが多い
5.緊張すると腰を捻る傾向

他にも力を入れて仕事等をするために非常に疲れやすい、心の方向転換がしにくいゆえにストレスを感じやすく、仕事をしていても、遊んでいても腰がこわばったり、痛かったりするなどの特徴が挙げられます。

腰痛は慢性的であるけど、さらにつらい箇所に意識がいってしまい腰痛はすこし忘れてしまう、ということがS様に限らず人にはあります。これはあっちもこっちも認識してしまうと疲れてしまうので、人の脳はひどいところだけを認識し、その時に重要でない箇所は無かったことにしてしまう傾向にもあるのです。臭いものには蓋をしてしまう、ということですね。

疲れや痛みの認識を控えることで精神的な防御にはなるのですが、それは痛い箇所が治っているわけではないので、この機構がかえって仇になることもあるのです。そういった観点からも腰部への鍼灸治療はしておいた方が良いのですね。

他にも東洋医学の考えではストレスや不安、緊張などは「肝経」の影響、と考えます。肝経は精神的なものと血流や筋肉に影響するので、ストレス性や疲労からくる頭痛などの調整にも使ったりすることが非常に多いツボのラインです。この肝経の流れているところは足の親指から始まってスネの内側を通り股関節、脇腹を通って胸の下あたりに終わります。

S様の姿勢からすると腎経なのですが、腎経と肝経はお互いに影響し合うので、長年腎経の疲れなどがあると、肝経にも影響が出てきます。こういった考えから腎、肝経ともに鍼灸治療をして行きます。


首や肩の鍼と足の肝経、腎経のツボにお灸、鍼を施して行き血流を良くしていくように施術しました。
S様は冷えもあるので、お灸もお気に入りのご様子です。毎回「お灸のあったかい状態から最後にキュ〜っとする感覚があったまる!って感じでいいですね!」とのご感想を頂戴いたしました。
施術後は頭痛の解消の他に目のショボショボ感、首の前側のコリ感も解消されたのと呼吸が楽!とのご感想をいただき、私もホッとした次第であります。



頭痛に対する施術で、足に鍼やお灸をするってあまりピンとこないかもしれません。
鍼灸治療の考えは西洋医学の考えでもある解剖学的な見地からの、神経や筋肉に対するアプローチの他にも、東洋医学のツボを使った施術もございます。
この東洋医学のツボはご存知の通り全身くまなく分布していて、お互いに補ったり、いらないものを捨てたり、引っ張り合ったりしてバランスを取っています。この調和が乱れると痛みや不快感、病気になると考えるのです。このために、つらい箇所とはまったく関連のなさそうな箇所への施術も必要となってきますので、ご理解いただけると幸いです。

急激な天候変化や冷え、ストレスからくる頭痛でお困りの方は、お気軽にご相談ください。


関連記事
よくなりにくい頭痛・頭痛の原因はゆがみからも


Homeにもどる

頭痛のページ

美容鍼のページ

美容新コラムTopに戻る

美容メニュー・料金

一般施術料金

当サロンへのアクセス