逆子の調整に整体をも組み合わせた逆子改善例のご報告です。

逆子の妊婦さんは大手の会社にお勤めになられているH様34歳の女性で、元々が肩こりや睡眠が浅い状態と、歯ぎしりもある妊婦さんです。


当院へ逆子のお灸治療にお越しになられる妊婦さんに共通する事柄がいくつかあります。いくつかの例をあげさせいただくと

1.肩こり

2.腰痛

3.お尻痛

4.ストレス

5.仕事の強烈な忙しさ

6.冷え性

7.呼吸が浅い

8.歯ぎしり


いくつかはいわゆる、妊婦さん特有の症状とも言えますが、当院へお越しになられる妊婦さんは妊娠する前からこれらの症状にお悩みになられておられ、妊娠してから増大している、といった状態です。


逆子治療を受けに来られ、逆子の治療のみで肩こりや腰痛は逆子とは因果関係がありません!我慢してください!ではあんまりなので当院では逆子のお灸治療に整体を組みわせるコースのご用意もあります。



逆子と整体のコラボレーション

当院でもそうですが、他の鍼灸院でも逆子のツボである「至陰」「三陰交」にだけお灸や鍼を施している、といった鍼灸院は少ないと思います。経絡の流れや、気血の流れを追っていくとどうしてもそれらだけでは足りないことが多々あります。

肘の尺沢というツボや解谿、照海、合谷、太衝などのツボへも鍼やお灸を施すことがあります。そしてそれら以外にも鍼灸師の考えや流派により、様々なツボを使用することもあります。また、正式なツボ以外にも経験上、有効とみなしたお身体の部位への施術もあり、施術法は無限とも言えます。

当院では整体という観点から妊婦さんのお身体を観察し、ツボ以外の姿勢といった状態から鍼やお灸、鍉鍼(刺さない鍼)を行なっていきます。

妊娠されてお腹が大きくなり、骨盤も広がることで構造的に腰回りやお尻、下半身周りに負担がかかります。そしてこれは妊娠する前からの骨盤の状態、筋疲労もとても関係があり、そこをベースにして逆子の調整法を考えていくのが当院の方法です。したがって他の鍼灸院が通常行わないような全く違う箇所などへの施術も行うことがあるのもそのためです。

肩こりや腰痛があるということは元々からゆがみが大きく、負担がかかっていたということ考え上下の相関関係、前後の相関関係、斜めの相関関係、表裏の相関関係などを考慮していきます。ある意味鍼灸でも考慮する事柄でもありますが、当院ではさらに整体的な観点から調整を構成していきます。



肩こりと逆子との関連

妊婦さんへの肩甲骨の整体の写真

肩こりの原因としてまず挙げられるのは何でしょうか?ほとんどの方がデスクワークやパソコンを使用しているから、とご理解されていることと思います。これはどの鍼灸院、整体師、整骨院の柔道整復師、医師も含め誰もが考えることであり、実際にその通りだと私も強く思います。

当院ではデスクワーク系以外にも内蔵の疲労、性格、体の使い方の癖、自律神経の状態、ストレス、脳の使いすぎなど様々な内と外の状態を考慮します。そこで姿勢というもを見ると肩こりは肩甲骨近辺の疲労を感じられている方が多く、これは解剖学的にも肩甲骨近辺の筋肉を動かす神経が肩周りからも出ていることから、頷けることなのです。そして肩こりの原因としてストレスや脳疲れもあるので、自律神経調整も考慮しなくてはならなくなります。

さらに整体の観点から前後の相関関係から肩周り、肩甲骨に加え、前側のバスト部分の調整も必要になってくると考えます。バスト周りは腎、脾、胃に関するツボのラインが流れており、これら三つのツボは妊娠ととても関連があるので、流れやバランスを考慮するとデリケート部分ではありますが、大事な箇所になります。ここはストレスがある方のほとんどがコリ状態にあり、呼吸が浅い状態でもあり、普段からリラックスできていない方が多いのです。

逆子の原因はまだ完全にわかってはおりませんが、ストレス、疲労、脳疲れという自律神経に絡んだ疲労が肩こりをも生み出し、逆子の原因の一つと当院では考えます。それゆえに肩こりを少しでも解消するとリラックス効果が期待でき、妊婦さんご自身の体の緊張がほぐれ、それが赤ちゃんに伝わり良い結果が出やすいと期待していることなのです。



腰痛と逆子の関係

骨盤が広がると股関節やお尻の筋肉にも影響がでて、腰の痛み、に変換されていくことがあります。そしてお尻には坐骨神経も走行しているためにお尻痛や太ももの裏や横、すね、ふくらはぎなどの痛みや不快感を生み出していきます。

そして骨盤周りを支えている腰回りの筋肉が疲労を起こすとこれも痛みに変換され、辛くなる現象が出るので、腰はもちろん背中、お尻、太ももの調整がとても大事になり、ひいては逆子に調整にも繋がっていくので、とても大事な調整箇所にもなり得ます。もちろん、腰痛がない方にせっせと調整をしてもマイナスになることもあるので、様子を見ながらなのはいうまでもありません。ただし、痛みがなくとも冷えている方には調整が必要となることがあります。

他にも骨盤の後ろにある仙骨という骨があります。この仙骨には左右に対に4つずつ穴が空いております。この上から二つ目の穴が生殖器へと繋がる神経の出入り口でもあるため、骨盤がゆがんだり、左右に広がり負担がかかることでこれらの神経に影響が出ている可能性もあります。もちろん割合的にはストレスや疲労よりかは少ない傾向にあると思います。

ただこれらの神経に直接強い刺激をすると妊婦さんにはさすがにあまりいいことではないので、お尻(臀部)部分への整体施術にて刺激を入れて、反応を見るのです。もちろんお尻にも鍼や場合により灸頭鍼を行い、温めていきます。妊婦の皆様のお尻はとても冷たい方が多いのも事実です。そういったことからもしっかりと温めていきます。



H様の逆子調整は?

H様は上記の通り疲労や肩こり、腰痛、胸のコリ感もおありでしたので、逆子の鍼灸治療に整体を組みわせたコースをご案内させていただきました。

まずは足裏からの調整です。足裏は疲労が溜まりやすい箇所で、特に妊婦さんは浮腫みとも関連があり大事な箇所なのですが、やりすぎるとお腹にへの影響が出やすいので注意しながら行います。

H様の足はとても冷えていて血流の巡りが良くないことが伺えます。そうした意味で足裏は大切ですし、それ以外にも足首の関節調整を行います。さらに三陰交のツボのラインでもある脾経のラインを流すように刺激してむくみ対策をも講じていきます。そのまま内転筋のある内腿の調整をしていきます。

下肢の次は腕に行きます。前腕部分は脳疲れがあわられやすく、肩こりがある方はここがとても凝っていますので、ほぐしていきます。ついで肩関節を調整していき、胸部への調整を行いました。

次に横向きで肩関節を動かして、肩甲骨調整を行い、首、背中から腰、お尻にかけて調整をしていきます。お尻部分は調整をしていると赤ちゃんの反応が良いことが多く、逆子の改善が見られた妊婦さんに100%の反応がありました。残念がなら逆子か改善されなかった妊婦さんの場合は反応が薄かったのもご報告いたします。

H様へはこのように整体調整と通常の逆子のお灸を施しました。お灸は鍼とお灸を組み合わせた灸頭鍼、輻射熱で温める棒灸を使用していきます。そしてH様の場合は3回目の逆子治療終了後の検診で逆子が改善したと医師より診断結果が出ました。4回目の施術時にお越しになられた時のH様の喜びと安堵が合わさったお顔は忘れることができません。H様は引き続き、逆子を安定させるために週に一度受けいただき、無事に通常分娩をされました。そして、ご存知の通り産後はとても疲労度合いが半端ではありません。H様もかなりお疲れが溜まっている様子で、産後ケアも引き続き施術させていただいております。


逆子治療:三陰交への灸頭鍼




至陰へは棒灸で熱を加えて逆子改善を促していきます。

逆子のための至陰への棒灸治療中



逆子の治療について

このように当院では逆子治療に整体を組み合わせるコースを行なっておりますがもちろん、逆子の鍼灸だけでも承っております。初めてご来院される際は、問診をしながらご相談、ご提案させていただくことも可能です。お気軽にご相談くださいませ。

逆子の治療は時間が限られていることもあり、週2〜3回の施術を推奨いたしております。

そして逆子が改善された場合でもH様のようにその後は安定させるための鍼灸整体施術を推奨いたします。これは逆子が治ったとしてもまた骨盤位になる可能性があるためで、安定させるためにとても大事なケアとなります。受療される間隔は推奨されるのが週二回ですが、週一度の受療は受けいただいた方がよろしいかと思います。


逆子の鍼灸と整体との料金のご案内

30分整体との組みわせ:8,500円

45分との組み合わせ:10,000円

60分との組み合わせ:11,500円

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