〜30代の女性 M様の不妊鍼灸からの妊娠〜

5月に初診でお越しいただいた30代の女性で、お二人目をご希望の方です。週に1回、もしくは2回の不妊鍼灸施術を行いました。
M様は妊活をしていても思うように妊娠できず、人工授精をもお考えになられていたご様子でした。ご自分でも足にお灸をされていたご様子で、お灸の跡がはっきり残っているのが印象に残ります。さらに小さいお子様がおられながらのお仕事での疲労、ストレスなど外的要因が大きく、疲弊しきっている状態でもありました。

不妊鍼灸治療の全容
不妊鍼灸治療を行なった初期時は、不妊に良いとされているツボを使用して様子を見ていたのですが、思うような結果がでにくい状況でしたので「姿勢」「骨盤のゆがみ」などといった体型調整・骨盤矯正を行う「身体均整法」も取り入れての不妊鍼灸治療に切り替えました。

M様の骨盤を観察すると腰骨あたりの左右差よりも横方向に開いてしまっている状態で、左右の腰骨の頂点からみると左が前方に、右が後方にズレが生じています。恥骨の位置を確認しても左右の高さの不揃い、それに伴う仙腸関節(尾骨がくっついているお尻側のホームベース型の骨)の不均衡さも調整して行きます。

均整法では恥骨のズレは唇のズレとも関連があるとも言われています。唇の左右の高さにもズレがあり、これは頚椎、側頭骨周辺の筋肉収縮の差がズレを生じさせてしまっている状況です。M様は顎関節にもズレが生じて口を開閉するときに、顎関節のズレが生じている状態でもあります。

M様のお身体を全体で観ると、ねじれ体系と左右型の体系でもあり、その中に若干の肋骨型と言われる体型も入っている混合型とみてとれました。

他にも太ももの内側にある「内転筋群」のパワー不足、柔軟性の低下も見られたので骨盤矯正、恥骨矯正も行なってからの鍼灸治療を続けさせていただきました。他にも教科書的でもありますが基本的な腹部、下腹部、恥骨周辺への鍼とお灸治療。M様の場合は胸部におけるお灸、鍼治療も加え全身の鍼灸治療を行ってまいりました。お腹部分は状態によって「箱灸」「へそ灸」を使い分け、その時にあった調整法をご提案させて頂きました。特にお腹と左手首のツボに行ったお灸、鍼治療はM様曰く「経血の状態にかなりの変化」が見られたようで、かなり驚いておられたご様子でした。へそ灸もお気に入りのご様子でした。

■この経血の状態はお体のいらないもの、余計なもの、を排出することで体内の「湿濁」「瘀血」を排出して生殖臓器をクリーンにしてくれます。クリーンになると血流の滞りが減り、流れが良くなることで臓器を温め、活力を見出してくれます。

■M様は今度からはマタニティ鍼灸として「安産灸」「マタニティケア」としてご来院されるご予定です。

今回は私も大変にほっとしたのと、うれしいご報告でしたので症例としてあげさせいただきました。参考にしていただければ幸いです。


■不妊鍼灸は下腹部や仙骨部以外にも手首や足首周りにも大事なツボが多数ありますので、そちらにも鍼、お灸を行っていきます。患者様のお体の状態に合わせて、不妊鍼灸は全身に及ぶことが多々あります。教科書通りのツボの選定で済むのであればそれに越したことはないのですが…それだけでは中々うまくいかないのも現状です。

まとめ
■総合的にM様の場合は「不妊鍼灸」に体型調整、骨盤矯正を行いました。

・股関節や仙腸関節などの下半身の関節調整、筋肉調整、骨ポキ系のアジャストメント調整。

・背骨などの脊椎調整、肩甲骨はがし系調整など不振鍼灸治療以外にも手技による調整をも実施。

・マッサージ的に固くなった筋肉をゆるめていくリラックス系の調整

・手技による「指鍼」的なツボ調整

・全身位及ぶお灸、鍼治療の実施

・中でもへそ灸・箱灸は大活躍してくれました。

まとめるとこういった調整をご提供させていただきました。

注)骨ポキ系のアジャストメント調整は全員の方に行うものではなく、必要と感じた場合と施術に対しての許可を経てからの刺激となります。

不妊症は「冷えからくるもの」「生殖器由来のもの」「骨盤のゆがみ」「姿勢不良」「食生活」「ストレス」からくるものなど先天性、後天性由来など人によって様々です。お体の状態合わせて施術方法をご提案させていただきますので、お気軽にご相談くださいませ。


関連ページ
不妊症鍼灸・不妊治療

不妊症とストレス


はりきゅうSOULAGÉ自由が丘
東京都目黒区自由が丘1-24-6
山本ビル302
TEL 03-5726-8618


Homeに戻る

不妊鍼灸についてのページ

はりきゅうスラージュへのアクセス

料金